田辺湾から水揚げされる新鮮な魚介類、清流から釣上げた川魚、雨の多い熊野の山で育った山菜。畑から採れる野菜の宝物。田辺市の恵みをご堪能ください。
田辺・熊野の食文化
熊野古道弁当
古道歩きに必要なものはやっぱり手軽に食べやすくて美味しいお弁当。
熊野の郷土料理の「めはりずし」や赤飯おにぎりが入った4種のおにぎりと季節の野菜や新鮮な食材で丁寧に作られた田舎料理が詰まった体喜ぶヘルシーなお弁当や、民宿の女将が山で摘んできた山菜を使ったりと身体に優しくて美味しいお弁当がせいぞろい。
お客様の持ち運びを意識した工夫がされており、古道歩きのおともにぴったりです。
お弁当のパッケージや内容は予告なしに変更される場合がございます。予めご了承ください。
(写真はイメージです)
おかいさん
「おかいさん」とは、茶粥のことを指します。江戸時代に、少ない米で少しでもお腹を満たすためにと考案されたといわれており、現在も老若男女問わず「おかいさん」は和歌山人に親しまれている家庭料理のひとつです。
冬はできたての温かいのをいただいて体ぽかぽかに、夏には冷たくしてさらさらとのど越しさわやかに。
めはり寿司
めはり寿司は、ご飯に高菜の漬物をまいて作られる寿司のこと。その昔、山仕事をする人々のお弁当にと作られたのが始まりとされています。「目を見張るほど大きい」がめはり寿司の名前の由来だという謂れがあります。
さんま寿司
サンマ寿司は、紀伊半島近海で水揚げされる脂肪分の少ない戻りサンマを粗塩・酢でしめ、寿司飯に乗せたもの。これは平安の時代から、主に祝い事などの際に作られる、南紀を代表する郷土寿司です。
田辺でランチ
あがら丼
旬の新鮮な魚介類をはじめ熊野牛や梅鶏、特産品の梅干しやなんば焼、ごぼう巻など、地元の特産品をアツアツのご飯の上に乗せて田辺らしい丼を提供しています。「あがら」とは田辺の方言で「私たち」という意味。
あがらの食事を楽しんでって☆
たなべぇサンド
田辺の特産品である梅を使った梅干しを塩抜きし、調味料で味付けした梅肉ソース「梅びしお」。そして梅酢加工品が入った飼料で育てた「紀州うめどり」を使用して作られるのが「たなべぇサンド」。各店舗で異なる味・風貌 をお楽しみいただけます。
お気に入りのたなべぇサンドを見つけてください!
たなべぇサンドが食べられるお店はこちら>>
田辺で夕食
JR紀伊田辺駅周辺には『味光路(あじこうじ)』と呼ばれる居酒屋やスナックが200店舗以上立ち並ぶ通りがあり、地元の人々はもちろん田辺を訪れる人々の楽しみのひとつとなっています。
一人バーでひっそり飲むもよし、居酒屋でワイワイ食べながら飲むもよし、お姉ちゃんと楽しくお喋りしながら飲むもよし、帰り際シメにラーメンもよし。
味光路では、あなたのお気に入りのお店がきっと見つかるはずです。
当地自慢の海の幸もチェックしてください。かつおの刺身、サバのお造り、ウツボや赤っぽ(アカハタ)など地元の獲れたての魚を楽しんでいただけます。
その他特産の紀州梅干しを使った創作料理等、田辺の味をたっぷりとご堪能ください。
田辺のおみやげ
なんば焼(南蛮焼き)・ごぼう巻(牛蒡巻)
当地に伝わる伝統的なかまぼこ「なんば焼」と「ごぼう巻」。
田辺は長年漁場町として栄えていたため、古くから海産物の加工・製造が盛んでした。現在も魚介類の加工場などが残り、古くから続くかまぼこ店が当時のままの伝統的な各店の味を提供しています。
なんば焼(写真右)は、エソやタラの身が原料の高級かまぼこ。地元では祝い事の折に贈り物等として重宝されている他、ちょっぴり贅沢なおつまみとしても地元民に愛されています。
ごぼう巻(写真左)は、同じくタラなどのすり身をごぼうで巻き、さらにその上に魚皮を何重にもまいて焼き上げ、秘伝のタレで仕上げた逸品。こちらも同じく田辺市の特産で、おみやげにも最適です。
なんば焼・ごぼう巻が買えるお店>>
みかん
和歌山県は、全国でもみかんの収穫量が非常に多いことで知られています。
中でも温暖な田辺地方では、温州みかんや三宝柑(さんぽうかん)なをはじめ様々なかんきつ類が栽培されています。
梅
誰もが一度は耳にしたことのあるであろう、『紀州南高梅』。
「梅干しといえば紀州」といわれるように紀州の梅は、皮が薄く柔らかで種が小さく、果肉が厚く良質。その味わいなどから梅干しの最高級品として知られています。
ここ田辺市を含む紀南地方は、日本トップの南高梅の生産地です。
熊野トラベルは、熊野地方を中心に、紀伊半島南部を広域的にカバーする着地型旅行会社です。宿泊施設・お弁当・タクシーはKUMANO TRAVELから予約できます。