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自然散策

百間山渓谷

百間山渓谷

 渓流沿いに大小30余りの滝や数え切れないほどの巨岩奇岩が連続する光景に目を見張ります。 
 渓谷の入り口には、大塔山系に生息する特別天然記念物「ニホンカモシカ」を自然飼育するカモシカ牧場があり、近くで観察することができます。

渓谷内には全長約3kmのウォークコースがあります。滝と渓谷のパノラマが広がり自然の造形美はすばらしいものがあります。 
一般コースと健脚コースの2コースがあり、行く道々には「かやの滝」や「雨乞いの滝」など、周囲の四季の彩りを写しています。

護摩壇山

護摩壇山の紅葉

紀州の屋根、護摩壇山。名称は源平屋島の戦いに敗れた平維盛が山頂で護摩をたき、行く末を占ったという伝説に由来しています。
高野龍神スカイラインや五百原渓谷(いもばらけいこく)など紅葉の名所が多く、最盛期には山全体が黄色を中心に色づきその景色は圧巻です。また、冬になると南紀とは思えないほどの雪景色や樹氷を楽しめます。

護摩壇山の近くには「護摩壇山森林公園ワイルドライフ」の案内施設があり、ごまさんスカイタワー付近からの遊歩道も整備されています。
5月中旬には、「森林公園ワイルドライフ」付近のシャクナゲ園もみどころです。

また、ごまさんスカイタワー付近から、高野龍神スカイライン入口にあたる龍神村大熊へのコースもあります。

果無山脈

 和田ノ森(1049m)、安堵山(1184m)、冷水山(1262m)を縦走する往復コースがあります。
 一部、道がわかりにくいところもあるため、中・上級者向けとなります。
 果無山脈(安堵山・冷水山)トレッキングマップ(龍神観光協会)

龍神山

龍神山
龍神宮神社
龍神山

田辺市街地に近く、田辺市上秋津の「佐向谷(さこだに)」の登山口から約1時間で山頂に登れる山です。山頂には龍神宮の神社があり、樹齢400年と見られるウバメガシの大木もあります。

龍神宮の裏手の道を15分ほど歩くと、岩山の上に八幡宮の祠があります。ここからの眺めも素晴らしく、山登りの雰囲気がいっぱいです。

龍神山 (田辺観光協会)

奇絶峡

奇絶峡

 巨岩がいたるところに点在する渓谷。
田辺市の中央を流れる会津川の上流にあり、春には新緑や約200本の桜、夏には涼しげな不動滝、秋には紅葉と四季折々の渓谷美を見ることができます。

奇絶峡の滝の横から高尾山への登山道があり、高尾山山頂へは約1時間30分の上りとなります。
高尾山は田辺市街地からいちばん大きく見える山で、山頂からは田辺随一の眺めが楽しめます。

七越峯

七越峯

 熊野本宮名勝八景のひとつ。
 熊野本宮大社や、旧社地、日本一の大鳥居など本宮の里が一望できます。
 思いきりリフレッシュできる憩いの森として知られ、NHKの連続テレビ小説「ほんまもん」の撮影場所として利用されるなど、とても親しまれています。

ひき岩群

ひき岩

まるでヒキガエルの群れが天を仰いでいるかのように見えることから名づけられたといわれています。昔から極めて多くの貴重な植物が生息しており、今も生き残っています。
最近は、国民休養地として自然公園センターや遊歩道が整備され自然とのふれあいを楽しめるようになり、県立自然公園の指定も受けている名勝。
春になると、岩口池周辺では約700本の桜が咲き誇り桜の名所としてもよく知られています。

天神崎

天神崎

ナショナルトラスト運動の先駆けとして全国でも有名な「天神崎」は、緑豊かな丘陵部と干潮時に顔を出す21ha(ヘクタール)の平らな岩礁で形成されています。
黒潮の影響を受けて1年を通して気候が温暖なため、海だけではなく、陸でも南方系の生物の種類が豊かで学術的にも貴重な財産になっています。
また沖合いに沈む夕日はとても美しく「夕日の天神崎」とも呼ばれ親しまれています。

元島

元島

天神崎の沖合いの島で、平らな磯で海岸線が出入りに富み、なかには小さな砂浜もあり磯釣りや磯遊びには絶好の場所です。
防波堤が築かれており、歩いて渡る事ができます。

  • 元島  (田辺観光協会)

神島

神島

田辺湾内に位置し、全島が照葉樹林で覆われています。 田辺三偉人の1人「南方熊楠」がこよなく愛し、国指定の天然記念物になるまで、熊楠は保全に全力を傾けました。
なお、この島は全島が国の天然記念物に指定されているので、上陸には許可が必要です。

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