多雨地帯の紀伊山地では、夏が近づくと当然梅雨に入ります。木々を潤し、山々に蓄えられた雨は清流を育て、山間部ではホタルが飛び交います。
7月には田辺扇ヶ浜海水浴場が海びらきを迎え、やがて梅雨明けを迎えて暑い夏がやってきます。
梅雨明けの田辺を彩るのは、「田辺祭」。毎年7月24日・25日に行われる田辺祭は、田辺市街地の「闘鶏神社」の例大祭。城下町の各町から「お笠」と呼ばれる山車が市街地を練り歩き、特に24日夜に旧会津橋にお笠が並ぶ「曳き揃え」は、台湾SONYの広告にも使われた美しい伝統行事です。
8月には、本宮の「八咫の火祭」や中辺路の「清姫まつり」も行われます。
また、山間部の清流沿いに多いキャンプ場も多くのキャンパーで賑わいます。
海水浴場
砂浜の形が扇形をしている事から扇ヶ浜と呼ばれた浜に、平成17年夏にオープンした海水浴場です。
ビーチハウスにはトイレ、更衣室、無料シャワーのほか、コインロッカーも完備!
すぐ隣に400台収容の市営駐車場もあり、紀伊田辺駅から徒歩約10分という好立地に所在します。夏季には海の家が営業し、数々のイベントも催されています。
田辺探訪>田辺扇ヶ浜海水浴場
田辺祭
400年余の歴史を持つ田辺祭は、毎年7月24日・25日に行われる闘雞神社の例祭で、街をあげての大賑わいとなります。
旧城下の各商人町から8基の「おかさ」と言われる、京都の祇園祭のような笠鉾が町中を練り歩く、田辺を代表する紀南地方最大の祭礼です。2日間にわたって繰り広げられる祭は見どころがいっぱい。
田辺観光協会>田辺祭
八咫の火祭り
熊野本宮大社前を出発した炎の神輿と時代行列が、大鳥居のむこうにある本宮大社旧社地・大斎原に向かいます。
奥熊野太鼓演奏の後、炎の御輿を囲んで熊野八咫踊り、そして最後に八咫花火が熊野川河原で打ち上げられ、毎年大盛況を呼んでいます。