小雲取越と大雲取越は本宮と熊野那智大社を結ぶ重要な参詣道であり、どちらの方向からでもよく歩かれることがあります。古道上には飲食店、売店などもないので、事前に昼食を用意される事をお勧めします。
「小雲取越」は、小口から本宮大社へ向かう道ですが、大雲取越よりは緩やかになります。約13kmの山越えのコースとなりますが、小和瀬から桜茶屋に向けての登りが厳しい他は、比較的緩やかなアップダウンのコースとなります。
本宮から歩くほかに、那智勝浦に前泊して大雲取越を越して小口で一泊、小雲取越を越して本宮で後泊とするのもおすすめです。
歩行距離:13km 歩行時間:4.5~6時間
最低標高:約60m(小和瀬) 最高標高:約500m(百間ぐら付近)
小口宿泊の注意
小口は宿泊施設が少なく、満室になることが多くなっています。
必ず早めにご予約ください。